地デジ詐欺に注意!次のトレンドは・・・?

2011年の地上アナログ放送停波に向け、テレビが見られなくなると言うことを強調し、高額な工事や、架空工賃請求、勧誘などが発生しているそうです。

日テレNEWS24 「地デジ詐欺」急増 鳩山総務相が注意喚起
マイコミジャーナル「テレビが見られなくなる」地デジ詐欺に総務省が注意喚起 - 周知不足も要因
草なぎ君が高齢者に地デジをあおるCM

今年9月までに27件の被害があるとのことです。今後増えていくと思われます。
皆さん、注意しましょう。

というのは当然ですが、確かに2011年まであと3年。テレビ局のアピールも総務省のアピールも必死そのものですからね。
特にテレビ局は凄いですね。番組が始まる度に停波のお知らせが入ったり、コマーシャルで「テレビが見られなくなります」と言ってみたり。限られたCM枠で必要な情報を伝えなければならない使命、迫る停波、芳しくない地デジ加入率。
中には情報収集源はテレビのみ、デジタル?何それ?みたいな層にも訴えかけなければならない手前、ぐっと凝縮したメッセージが「テレビが見られなくなります」なのでしょう。でも余りにロジックをすっ飛ばし、インパクトを重視した結果、そこに付け入る詐欺が増えてきたんでしょうね。一般の人であればVHFとUHFなんて意識しませんしね。

こう考えてみると、次当たりは光ファイバをネタにした押し売りなんか流行りそうですね。事実、先日某社の営業が来たのですが酷いものでした。「押し売りじゃないからドアを開けてくれ」というので開けると「光ファイバどうでしょう?」と始めるので絶句してしまいました。その説得の品質も悪く、「周りの家は全て光ファイバになりました。総務省光ファイバ化を推進しています。近いうちにみんな光ファイバになります。工事費は要らないです。月額これだけです。工事して良いですか?」という纏めると工事することが前提になっていました。もっと強硬な業者だとか、光ファイバを開設するから測定させてくれとか、基礎工事をするとか怪しいことを言う業者も出てきそうな予感がします。